2008年04月20日

KDDI AU, NTT DoCoMo の実機での実験

携帯電話用 MapExpert HyperImage Server を、AU 携帯の WAP2.0ブラウザ および NTT Docomo の iモード対応HTMLブラウザの実機で表示実験を行いました。表示される図にもよりますが1パケット128バイトとすると、詳細図を表示する場合、約 40 〜 60 パケット程度必要になり、FOMA で1パケット0.02円モードで計算すると、1図あたり 0.5〜1円程度になります。送信速度は FOMA が 384 パケット/秒、AU が 144 パケット/秒なので、理論上は1画面1秒以下で表示可能です。実験ではなぜかAUの方が高速に感じられました。

DOCOMO と AU は、画像フォーマットに JPEG, GIF のみをサポートしてますが、Softbank は、JPEG, PNG のみをサポートしているそうなので、携帯キャリアに依存しないシステムを作るには画像フォーマットも考えなければいけません。

au.jpg
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2008年04月12日

Mobile Windows でのWeb地図アプリ

モバイル用 Web地図アプリを開発する際に、どのデバイスに合わせて開発するかは非常に重要です。携帯電話と、Mobile Windows で表示の違いを調べてみました。

表示自体はほぼ同じようにできるのですが、使い勝手を考えると Mobile Windows の方が少し高機能に作れそうです。以下は携帯電話用のWebアプリを WILLCOM の Mobile Windows で表示したものですが、スタイラスペン対応を考慮すると、Webサイトは別々に用意した方がいいはずです。つまり、PC用、携帯電話用、MobileWindows 用と3種類のアプリを考える必要があります。この課題については今後も調査していく予定です。

mobile1.jpg

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2008年04月11日

携帯用Web地図エンジン

MapExpert WebGIS シリーズに携帯電話用地図システムが追加されました。携帯電話に様々な用途の地図、図面を表示するようなWebアプリが開発できます。地図画像は、非常に小さく圧縮できるため、パケット料金も少なくできますし、様々なビジネス用途のアプリケーションを開発できるはずです。

この携帯用Webアプリは、携帯電話内部に独自アプリケーションを作るわけではないので、ソフトウェアのバージョン管理はサーバサイドだけですみ、アプリ配布の手間はかかりません。

以下の画面は、ドコモの i-mode シミュレータで表示した様子で、同じように他社の携帯電話機種もサポートしていく予定です。

imode2.gif
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